赤ちゃんの体質は大きく分けて2パターン
赤ちゃんには、ふにゃふにゃ体質とつっぱり体質との両極に分かれます。
◆ふにゃふにゃ体質の赤ちゃんは
・首すわりが遅め
・寝返り移動が得意
・ずりばい移動が得意
・ハイハイが遅め
・歩きはじめが遅め な傾向が見られます。
◆つっぱり体質の赤ちゃんは
・全体的に発達が早い傾向がありますが
月齢が小さいうちにお座りを覚えてしまうと
・お座りばかりを好み
・うつ伏せを嫌がる
・ずりばいしない
・ハイハイしない という傾向が見られます。
そのため、これらの発達を飛ばして
つかまり立ちをはじめてしまう赤ちゃんが多いです。
体質により、得意・不得意があるので
その点を踏まえて、お子さんに合ったサポートをする事で
グンと発達が伸びる姿をこれまで沢山見てきました。
タイプ別サポート法
ふにゃふにゃ体質の赤ちゃん
体幹、腹筋・背筋か弱く、腕や脚の筋肉の張りも弱いです。
その様な赤ちゃんには
以下の促しにて必要な筋力を蓄えることをオススメしています。
◆縦抱き授乳
授乳は1日に何回もありますから
無意識のうちに赤ちゃんの筋力を鍛える絶好の時間です。
足の裏をしっかり床につけて、左右のバランスを保ちながら、体幹維持&向上を♪
◆縦抱き抱っこ
首座りの安定と強化をすることで
次の発達に移行します。
◆前向き抱っこ
よく観察する目を育てる事で
三半規管を適度に刺激され、体幹を鍛えます。
また、手足がぶらぶら自由になることで
自身のカラダに意識が向きやすくなり
全身を使ってバランスをとることを学習します。
◆跨いで座る腰掛け座り
左右のバランスを感じながら座るので
脇腹をうまく使いながらバランスをとり
ずりばいやハイハイに必要な上半身と下半身の連動を強めます。
つっぱり体質の赤ちゃん
反り返りが強く、腹筋・背筋が固く、カラダが一枚板の様な感覚です。
その様な赤ちゃんには
以下の促しにて必要な筋力を蓄えることをオススメしています。
◆縦抱き授乳
足の裏をしっかり床につけることで
赤ちゃんは待ってましたと言わんばかりに
ぴょんぴょん跳ねだします。
そうすることによって
あかちゃんは凝り固まったカラダをほぐしているのです。
反り返りが強い赤ちゃんは
縦抱き授乳に移行するだけで
反り返りが軽減することがあります。
◆縦抱き抱っこ
丸く抱くことにより腹部の圧迫が生じます。
その圧迫を回避し、柔らかな身体づくりをしましょう。
◆前向き抱っこ
手足がぶらぶら自由になることで
自身のカラダをほぐします。
◆跨いで座る腰掛け座り
つぱったままではうまく座れないことに気が付くと
左右のバランスを保とうと足が動き始めます。
突っ張る足から、しなやかな足になる為に有効な促しです。